シャオは、中国の伝統的な竹の笛で、その音色は人の心の安らぎを自然に伝える力があります。この音は「言霊（ことだま）」や「音霊（おとだま）」として表現され、自然界に響き渡ります。
**言霊（ことだま）**は、言葉に宿る力を指し、古くから日本では、言葉そのものに特別な力があると信じられてきました。優しい言葉や思いが発せられると、その言葉がまわりの世界に良い影響を与えるという考え方です。
**音霊（おとだま）**は、音そのものに宿る力を意味します。人の心の状態や感情が音に乗り、それが自然や周囲に影響を与えるという信念です。シャオの柔らかな音色は、穏やかな心から生まれた音霊として、自然界にやさしく響きます。
シャオを吹くことで、心の穏やかさや優しさが音に変わり、森や自然と調和します。そのため、シャオの音に引かれて鳥たちが集まってくることもあります。シャオの音色は、人や自然に安らぎを与える特別な力を持っています。